はじめに:家族で動画を楽しみたいけれど…
「最近、話題の映画を見たいけれど、家族のスケジュールが全然合わない…」
「子どもはアニメ、パパは映画、ママはドラマが見たいのに、1つのテレビじゃ足りない」
こんなお悩みをお持ちの方、とても多いのではないでしょうか。仕事や学校で忙しい現代では、家族全員が同じ時間に同じ場所で動画を見るのは、なかなか難しいものですよね。
実は、こうした問題を解決してくれる機能があることをご存知でしょうか。それが「VOD同時視聴」と「アカウント共有」という機能です。これらの機能を使えば、家族みんなが好きな時に好きな場所で、それぞれの見たい動画を楽しむことができるんです。
でも、「そんな便利な機能があるなら、なぜみんな使っていないの?」と思われるかもしれません。実は、この機能について正しい知識を持たずに使っている方が多く、思わぬトラブルに巻き込まれることもあるのです。
この記事では、VODの同時視聴とアカウント共有について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。安全で便利な使い方から、注意すべきポイントまで、実際の体験談を交えながらお話ししていきますね。
VOD同時視聴とアカウント共有の基本知識
そもそも「VOD」って何?
まず、「VOD」について簡単にご説明しますね。VODとは「Video On Demand(ビデオ・オン・デマンド)」の略で、毎月の定額料金で動画見放題のサービスを利用できるサービスのことです。
たとえば、NetflixやAmazonプライムビデオ、Huluなどが代表的なVODサービスです。これらのサービスでは、映画やドラマ、アニメなど豊富なコンテンツが用意されており、いつでも好きな時に視聴できるのが特徴です。
「同時視聴」とは?
同時視聴とは、複数の別デバイスから同時に動画を視聴することを指します。
具体的には、お父さんは自室のタブレットで、お母さんはリビングのテレビで、娘は外出先で分でスマホで同時間帯に視聴したり、息子はリビングでスマホで、娘はその隣でスマホでそれぞれ別の動画を再生したりできる機能です。
もしサービスが同時視聴に対応していないと、誰かが動画を見ている間は別の誰かが動画を再生できません。つまり、家族の誰かがドラマを見ていると、他の人は待たなければならないということです。
「アカウント共有」とは何が違うの?
アカウント共有は、1つのVODアカウントを複数の人が使うことを指します。ただし、ここで重要なのは、どのような形で共有するかということです。
多くのVODサービスでは、「プロフィール機能」や「ファミリーアカウント」という機能があります。これは、家族ごとのお気に入りを作成でき、視聴履歴を家族に見られないようにすることが可能な機能です。
たとえば、パパ用、ママ用、お子様用といったように、それぞれ専用のプロフィールを作成することで、家族それぞれが自分のプロフィールにしかアクセスできないように設定できます。これにより、お子様が大人向けの内容を見てしまうリスクを避けることもできるのです。
主要VODサービスの同時視聴・アカウント共有対応状況
では、実際に人気の高いVODサービスでは、どの程度の同時視聴やアカウント共有が可能なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
U-NEXT:家族利用に最適な充実機能
U-NEXTは、1契約で親アカウントの他に子アカウントを3つまで無料で作成できます。つまり合計で4つまでアカウントを増やせます。同時視聴も最大4台まで可能です。
U-NEXTの特徴は、作成したアウントごとに視聴履歴やマイリストも管理できるのでプライバシーも守られる点です。また、同時視聴の面でも技術的な安定性が高く、家族全員が別々の部屋から同時に高画質で視聴しても、途切れたりバッファリングが発生したりする心配はほとんどありません。
ただし、注意点もあります。U-NEXTは同一世帯家族でのみアカウント共有可能としているため、家族であっても別居している場合はアカウント共有できないのです。
Netflix:プランに応じた柔軟な利用が可能
Netflixの同時視聴数はプランによって異なります。プレミアムプランなら最大4人、スタンダードや広告付きスタンダードは2人まで同時視聴が可能です。どのプランもアカウント内で5つまでプロフィールを作成でき、家族や友人と個別管理ができます。
プロフィールも最大5つまで作成でき、視聴履歴やおすすめ表示が個別管理できて便利です。他社と比べて柔軟な家族利用ができるのが特徴です。
しかし、Netflixも同一世帯内での利用が前提です。別居家族や友人と共有する場合は追加料金や制限が発生することがあります。
Amazon Prime Video:コスパ抜群の手軽さ
Amazonプライムビデオでは、一つのアカウントで最大3台のデバイスから別々の作品を同時に視聴できます。Amazonプライムビデオの最大のメリットは、月額わずか600円(学生なら300円)で、同時視聴機能を含む様々な特典が利用できることです。
Amazonプライムビデオの場合、同居家族とアカウント共有OKで、住所の異なる人との共有も禁止されていません。ただし、Amazonアカウントはネット通販用のアカウントでもあるので、共有する際にはアカウントのID・パスワードは教えないようにしましょう。
Hulu:バランスの取れた機能性
Huluは、制限が少なく使い勝手の良いサービスとして高く評価できるでしょう。同時視聴に加えて、最大6つまでプロフィールを分ける機能があり、複数人で利用しても快適です。
Huluはプロフィールの最大数が6つですが、同時視聴できるのは最大4台までのテレビ、デバイスです。つまり、プロフィールは多く作れても、実際に同時に見られるのは4台までということになります。
Disney+:プランで選べる同時視聴数
Disney+は名前の通り、ディズニー作品が好きな方におすすめの動画配信サービスです。このサービスの同時視聴機能は、選ぶプランによって異なります。スタンダードプラン(月額1,140円・税込)では最大2台まで、プレミアムプラン(月額1,520円・税込)では最大4台までの同時視聴が可能です。
同時視聴の柔軟性と特化型コンテンツを兼ね備えているのがDisney+です。ディズニー好きな家族全員が、それぞれの好きな時に好きな場所から視聴したいというニーズに応えてくれるサービスと言えるでしょう。
家族でVODを安全に共有する方法
プロフィール機能の活用法
家族でVODを共有する際、最も重要なのがプロフィール機能の適切な設定です。アカウントを家族で使い回すと、視聴履歴やお気に入りなども共有されてしまいます。
そこで重要になるのが、プライバシーをしっかり管理するためにも、アカウントは別々にしておいた方がよいということです。
具体的な設定方法としては:
1. メインアカウントの設定:契約者が管理するメインアカウントを設定
2. 家族用プロフィールの作成:家族それぞれ専用のプロフィールを作成
3. 視聴制限の設定:お子様用には年齢に応じた視聴制限を設定
4. PINコード設定:プロフィールごとに PIN(暗証番号)を設定できるので、家族それぞれが自分のプロフィールにしか入れないように設定でき、子どもが大人用のプロフィールに入ってしまうことを防止できます
お子様向けの安全設定
家族でVODを利用する際、特に気をつけたいのがお子様の視聴内容です。家族ごとに年齢制限・視聴制限を設定できます。「大人用のプロフィールは視聴制限なし」「子供用のプロフィールは視聴制限あり」とあらかじめ設定して、あとは家族それぞれが自分のプロフィールにしかアクセスできないように設定すればOK。
多くのサービスでは「キッズプロフィール」という専用の設定があり、お子様に適した内容のみが表示されるようになっています。また、親アカウントにPINコードを設定すれば、子どもが年齢に合わないコンテンツに誤ってアクセスする心配も減らせるので安心です。
ID・パスワードの管理について
家族とアカウントを共有する際、注意したいのがID・パスワードの管理です。アカウントを共有するといっても、ログインに必要なIDパスワードの情報は教えないうにしましょう。
なぜなら、ID・パスワードが分かってしまうと、プロフィールの設定を変更できたり、ネット通販や関連サービスも使えたりなど、家族がいろいろと自由に操作できるようになってしまいますからです。
実際に、家族と共有する際は、DMM TVのアカウントはDMM系列の他のサービスと共通で使えることに注意しましょう。DMM TVのアカウントのID・パスワードを教えてしまうと、DMM GAMESや宅配レンタルなど関連サービスにもログインできてしまいますという例もあります。
同時視聴利用時の注意点と制限事項
同じ作品の同時視聴制限
VODサービスを利用する際に知っておきたいのが、同じ作品の同時視聴に関する制限です。動画配信サービスによっては、同じ作品の同時視聴ができない場合があります。
たとえばDMM TVやU-NEXTの場合親アカウントと子アカウントで同時に同じ作品を再生できません。つまり、家族みんなで同じ映画を別々の部屋で見る、といった使い方はできないということになります。
一方で、Huluは全く同じ同一作品でも同時に2台までなら視聴可能です(他サービスでは基本的に不可)という例外もあります。
技術的な制限について
同時視聴を利用する際、技術的な制限についても理解しておく必要があります。基本的には、同時視聴する見込みの台数よりも多くの台数に対応したサービス、プランを選べば大丈夫でしょう。
また、注意しておきたいのは、追加分のアカウント(子アカウントやプロフィール)の数が多くても、同時視聴できる台数が少なければ、それ以上は同時視聴できないということです。
つまり、プロフィールをたくさん作れても、実際に同時に視聴できる台数には上限があるということです。余剰分のアカウントは、視聴する作品にあわせてアカウントを切り替えたい場合などに使います。
地理的制限と利用規約
VODサービスを家族で利用する際、特に注意したいのが地理的な制限です。多くのサービスでは、同居家族での利用が前提となっています。
Netflix、U-NEXTは同一世帯家族でのみアカウント共有可能としているため、家族であっても別居している場合はアカウント共有できないので注意しましょう。
一方で、別居家族とアカウントを共有するのであれば、Amazon Prime Videoまたはhuluがおすすめですという情報もあります。ただし、これらのサービスでも利用規約の変更により、今後制限が厳しくなる可能性があります。
実際の体験談:我が家のVOD活用法
ここで、実際にVODの同時視聴・アカウント共有機能を活用している家庭の体験談をご紹介しましょう。
Aさん家族(4人家族)の場合
「我が家では中学生の息子と小学生の娘がいて、みんな見たいものがバラバラでした。以前は1つのテレビを巡って毎日バトルが繰り広げられていましたが、U-NEXTの4台同時視聴機能を知ってからは、家族の平和が戻りました」
Aさん家族では、以下のような使い分けをしているそうです:
– パパ:平日の通勤時間にスマホで海外ドラマ
– ママ:家事の合間にタブレットで韓国ドラマ
– 息子:自室でパソコンを使ってアニメ
– 娘:リビングのテレビで子ども向け番組
「最初は設定が複雑かと思いましたが、一度設定してしまえば簡単です。特に子ども用のプロフィールに視聴制限をかけられるのが安心ですね」とAさんは話します。
Bさんご夫婦の場合
「夫婦二人暮らしですが、好みが全然違うんです。主人はアクション映画、私は恋愛ドラマ派。Netflixのプロフィール機能のおかげで、お互いの好みに合わせた作品がレコメンドされるようになって、とても便利になりました」
Bさんご夫婦は、さらに便利な使い方も発見したそうです:
「それぞれのプロフィールで『マイリスト』を作って、見たい作品をどんどん登録しています。『今度これ見てみない?』という会話のきっかけにもなって、コミュニケーションが増えました」
注意が必要だった事例
一方で、注意が必要だった事例もあります。
Cさん家族では、お子様用のプロフィールにPIN設定をしていなかったため、お子様が大人向けの内容を見てしまうトラブルがありました。「慌ててPIN設定をしましたが、最初からしっかり設定しておけばよかったと反省しています」
また、Dさんの場合は、「友人にアカウントを教えて共有していましたが、利用規約違反だと知らずに使っていました。トラブルになる前にやめてよかったです」という体験談もあります。
アカウント共有の法的・倫理的考慮事項
VODサービスのアカウント共有について、法的・倫理的な側面についても理解しておくことが重要です。
利用規約違反のリスク
映画やドラマ好きには欠かせないVODサービスですが、規約違反のアカウント共有が問題視されています。多くのVODサービスでは、家族以外のアカウント共有を禁止しています。
友人や恋人とのアカウント共有を禁止しているVODサービスで、アカウント共有がバレた時は最悪の場合「アカウント停止」の措置が取られる可能性があります。
適切な共有範囲の理解
では、どこまでがOKでどこからがNGなのでしょうか。Netflix、Disney+(ディズニープラス)、U-NEXT、DAZNはいずれも友人や恋人とのアカウント共有を禁止しています。
基本的には、以下の範囲での共有が許可されているケースが多いです:
– 同居している家族
– 一部サービスでは別居家族も対象(サービスにより異なる)
規約変更の動向
最近では、アカウント共有に対する規制が厳しくなっています。海外ではすでに規約違反のアカウント共有の取り締まりが始まっており、日本もそれに続いていくと想定されます。
それぞれの利用規約をしっかりとチェックして、利用規約の範囲で楽しむようにしましょう。規約は変更される可能性があるため、定期的にチェックしておくことをおすすめします。
家族にぴったりのVODサービスの選び方
ここまでの情報を踏まえて、家族にぴったりのVODサービスを選ぶためのポイントをまとめてみましょう。
家族構成別おすすめサービス
大家族(4人以上)におすすめ
3人以上で動画サービスを利用しようと考えている人には、U-NEXTが最もおすすめです。最大4台の同時視聴と豊富なコンテンツで、大家族でも快適に利用できます。
子育て世代におすすめ
同時視聴は最大3台まで可能なので、家族みんなで別々の作品を楽しむこともできますAmazonプライムビデオは、コストパフォーマンスが高く、子育て世代には特におすすめです。
コンテンツ重視の家庭におすすめ
Netflixは月額790円から利用できるサービスで、世界的に有名なオリジナル作品の質の高さと豊富さが魅力だと感じています。特に海外作品に強く、英語音声・英語字幕に対応している作品が多いので、子どもの英語学習にも活用できるのは大きなメリットだと思います。
選択時のチェックポイント
1. 同時視聴可能台数:家族の人数に応じて必要な台数を確認
2. プロフィール作成数:家族それぞれのプライバシーを守れるか
3. 視聴制限機能:お子様向けの安全設定があるか
4. コンテンツの充実度:家族の好みに合った作品があるか
5. 料金とコストパフォーマンス:家族で分担した時の費用対効果
無料トライアルの活用
多くのVODサービスでは無料トライアル期間が設定されています。初回30日間の無料トライアルがあるので、気軽に試せるのも嬉しい点です。
実際に家族で使ってみることで、以下の点を確認できます:
– 同時視聴の使い勝手
– プロフィール機能の操作性
– コンテンツの好み適合度
– 画質や動作の安定性
まとめ:家族みんなで楽しむVODライフを始めよう
ここまで、VODの同時視聴とアカウント共有について詳しくご説明してきました。最後に、重要なポイントをまとめておきましょう。
安全で便利な利用のための5つのポイント
1. 利用規約を確認する:サービスごとに共有可能な範囲が異なります
2. プロフィール機能を活用する:家族のプライバシーを守りながら共有しましょう
3. 子ども用の安全設定を行う:年齢制限やPIN設定で安心な環境を作りましょう
4. ID・パスワードの管理を徹底する:関連サービスへの不正アクセスを防ぎましょう
5. 定期的な規約確認を行う:規約変更に対応できるよう情報をアップデートしましょう
おすすめサービスの特徴まとめ
– U-NEXT:大家族向け、最大4台同時視聴、豊富なコンテンツ
– Netflix:高品質オリジナルコンテンツ、柔軟なプラン選択
– Amazon Prime Video:コスパ抜群、3台同時視聴、配送特典付き
– Hulu:バランス型、使いやすいインターface
– Disney+:ディズニー作品特化、プラン選択可能
あなたの家族にぴったりの選択を
月額料金を何人かで分担できる点は、アカウント共有の最大の魅力なので、コストパフォーマンスも考慮して選んでみてくださいね。
家族構成や好み、予算に応じて最適なサービスを選ぶことで、みんなが笑顔になれるおうち時間を実現できるはずです。
今すぐ始められる第一歩
まずは気になるサービスの無料トライアルから始めてみませんか?実際に家族みんなで使ってみることで、あなたの家庭にぴったりのVODサービスが見つかるはずです。
「忙しくても家族みんなで楽しい時間を共有したい」
「それぞれの好みを大切にしながら、家族の絆を深めたい」
そんな想いを実現してくれるのが、VODの同時視聴・アカウント共有機能です。正しい知識を持って安全に利用すれば、きっと素敵な家族の時間が生まれることでしょう。
家族みんなでVODライフを楽しみましょう!


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