はじめに:VOD乗り換えに失敗していませんか?
「見たいドラマが今のVODにない…でも解約って面倒そう」
「複数のVODを契約しているけど、実際に使っているのは1つだけ」
「解約したいけど、損をしそうで踏み切れない」
このような悩みを抱えている方は、決して少なくありません。
動画配信サービス(VOD)の市場は急速に拡大しており、2024年の動画配信サービス(VOD)全体の国内市場規模は、推計5,262億円で前年比プラス4.1%という驚異的な成長を遂げています。この成長とともに、多くの方がVODサービスを利用するようになった一方で、「思ったより使わない」「他のサービスの方が良さそう」といった理由で乗り換えを検討する人も増えています。
しかし、VODの解約や乗り換えには、知らないと損をする「落とし穴」がたくさんあります。たとえば、解約のタイミングを間違えると無駄に料金を支払うことになったり、せっかく貯めたポイントが消失してしまったりするのです。
この記事では、VODマスターズが初心者の方でも安心して乗り換えができるよう、解約から乗り換えまでの全手順を丁寧に解説します。損をしない切り替え方法や、あなたに最適なVODサービスの選び方まで、実践的なアドバイスをお届けします。
VOD解約前に必ずチェックすべき5つのポイント
1. 解約と退会の違いを理解しよう
VODサービスには「解約」と「退会」という2つの手続きがあることをご存知でしょうか。この違いを知らずに手続きを進めると、思わぬトラブルに遭遇する可能性があります。
解約とは、月額サービスを止めるだけ。ID・視聴履歴・残ポイントは残る手続きのことです。一方、退会はアカウント自体を削除。再登録時は新規扱い、残ポイントは即消滅する手続きを指します。
たとえば、U-NEXTの場合、解約をすれば視聴はできなくなりますが、アカウントは残り続けます。そのため、残ったポイントは90日以内であれば使用することができます。しかし、退会をしてしまうと、残ったポイントは即座に消失し、再登録する際も新規契約として扱われてしまいます。
推奨する手順:まずは解約→ポイント消化→退会(必要に応じて)
2. 無料期間中の解約タイミングに要注意
基本的には無料期間中の解約も可能なため、気軽にサービスを試すことができますが、解約のタイミングには注意が必要です。
多くのVODサービスでは、無料期間中に解約した場合、すぐに視聴できなくなるサービスが多いという特徴があります。例外的に、一部のサービスでは解約後も無料期間終了まで視聴可能ですが、大部分のサービスは解約と同時に視聴権限が失われます。
具体的な対策:無料期間を最大限活用したい場合は、無料期間終了の1〜2日前に解約手続きを行いましょう。ただし、通信状況の不具合やシステムメンテナンスなどが重なってうまく手続きができない可能性も否定できませんため、余裕を持ったスケジューリングが大切です。
3. 月額料金の請求タイミングを確認
VODサービスによって、月額料金の請求タイミングは大きく異なります。日割り計算を行わないサービスも多いため、解約のタイミング次第で大きく損をする可能性があります。
例えば、料金の請求は月単位で日割りがないので、月末に契約しても1カ月分の料金が発生するU-NEXTの場合、月初に解約しても月末に解約しても、同じ1ヶ月分の料金が請求されます。
節約のコツ:契約日を基準に請求されるサービスの場合は、契約日直前での解約がお得です。月初請求のサービスなら月末解約、契約日基準なら契約日前日の解約を心がけましょう。
4. 残ったポイントの有効活用法
多くのVODサービスでは、毎月一定のポイントが付与されます。U-NEXTなら毎月1,200ポイント、FODなら最大900ポイントが付与されるなど、サービスによって異なります。
解約前に残ったポイントを有効活用する方法をご紹介します:
– 新作映画のレンタル:400〜600ポイントで最新映画を楽しめる
– 電子書籍の購入:漫画や雑誌をポイントで購入し、解約後も読める
– 映画館割引券への交換:U-NEXTなら1,500ポイントで映画チケットに交換可能
5. アプリ削除だけでは解約にならない
「もうVODアプリは使わないから削除した」という方は要注意です。アプリを消しただけでは解約できない点は、多くの方が見落としがちな重要なポイントです。
アプリを削除しただけでは、契約は継続されており、毎月の料金請求も続きます。必ず公式サイトやアプリから正式な解約手続きを行う必要があります。
主要VODサービス別解約手順完全ガイド
Netflix解約手順
Netflixの解約は比較的シンプルです。以下の手順で進めてください:
1. Netflixにログインし、右上のプロフィール画像をクリック
2. 「アカウント」を選択
3. 「メンバーシップのキャンセル」をクリック
4. キャンセル理由を選択(任意)
5. 「キャンセル手続きの完了」で解約完了
注意点:Netflixは解約後も契約期間終了まで視聴可能です。
U-NEXT解約手順
U-NEXTの解約は、登録方法によって手順が異なります:
Webからの登録の場合:
1. U-NEXTにログイン
2. 画面左上のハンバーガーメニューから「設定・サポート」を選択
3. 「契約内容の確認・変更」をクリック
4. 「解約のお手続き」へ進む
5. 解約前の注意事項を確認し、「解約する」で完了
アプリからの登録の場合:
Apple製品を使用している場合、VODサービスの解約はシステム独自の手順を踏む必要があります。iPhone/iPadの設定アプリから「サブスクリプション」を選択し、U-NEXTの自動更新をオフにする必要があります。
Hulu解約手順
Huluの解約方法も登録経路によって異なります:
直接登録の場合:
1. Huluにログインし、アカウントページへ
2. 「アカウント」→「解約する」を選択
3. 解約理由を選択(改善要望など)
4. 「解約を続ける」で手続き完了
その他経由の場合:
eo オプションサービスで登録している場合など、プロバイダー経由で契約している場合は、それぞれの管理画面から解約手続きを行う必要があります。
Amazon Prime Video解約手順
Amazon Prime Videoの解約は、Amazonプライム会員の解約と同じ手続きになります:
1. Amazonアカウントにログイン
2. 「アカウント&リスト」から「プライム会員情報」を選択
3. 「プライム会員情報の管理」をクリック
4. 「プライム会員資格を終了する」を選択
5. 解約理由を選択し、解約手続きを完了
FOD解約手順と注意点
FODの解約には特有の注意点があります。FODは、サービスの「解約」と「アカウント削除(退会)」という2種類の手続きがあります。
解約手順:
1. FODにログイン
2. マイページから「月額コースの確認・解約」を選択
3. 解約手続きを進める
4. 解約完了を確認
重要な注意点:解約前にアカウント削除をしてしまうと、自分で解約ができなくなる恐れがあります。必ず解約→アカウント削除の順番で行いましょう。
また、iTunes Store決済を除き、解約直後に動画は視聴できなくなりますため、見残した作品がないか事前にチェックしておくことが大切です。
賢いVOD乗り換え戦略:損をしない切り替え方法
乗り換えタイミングの見極め方
VODサービスの乗り換えで最も重要なのは、タイミングの見極めです。以下の3つのポイントを抑えることで、無駄な出費を避けられます。
1. 契約更新日を基準に計画を立てる
現在契約中のサービスの更新日を確認し、その直前に解約手続きを行います。例えば、毎月15日更新の場合、14日に解約することで、最後まで無駄なく利用できます。
2. 新サービスの無料体験期間を活用
乗り換え先のVODサービスには、「1ヵ月(30日or31日)」「7日間」「14日間」の大きく3パターンの無料期間が設定されています。この無料期間を上手く活用すれば、実質的に無料で新しいサービスを試しながら、旧サービスも最後まで楽しめます。
3. キャンペーン時期を狙う
多くのVODサービスでは、定期的にお得なキャンペーンを実施しています。キャンペーン適用時などはさらに長く無料で利用できる場合もありますため、乗り換えタイミングでこれらのキャンペーン情報をチェックすることをお勧めします。
複数サービス併用のメリット・デメリット
メリット:
– 作品の幅広いカバー:一つの動画配信サービス(VOD)だけでは、どうしても見たい動画がみつからない時ってありませんか?複数のサービスを併用することで、より多くの作品にアクセスできます。
– 専門性の活用:アニメはdアニメストア、海外ドラマはNetflixなど、各サービスの得意分野を使い分けることで、より高い満足度を得られます。
– リスク分散:一つのサービスで配信終了になった作品も、他のサービスで見つかる可能性があります。
デメリット:
– 料金負担の増加:VODの料金相場は月額500円~2,500円ほどのため、複数契約すると月額3,000円以上の出費になる可能性があります。
– 管理の複雑化:契約更新日や支払い方法が異なるため、管理が煩雑になります。
– 選択肢の多さによる決定疲れ:「どのサービスで何を見るか」を決めるだけで時間を取られることがあります。
短期利用・都度契約のススメ
最近では、気になるVODサービスを片っ端から契約して、あまり利用しないサービスは順次解約していく…という方法もありますという使い方が注目されています。
実践例:
– 見たい作品があるときだけ契約し、見終わったら解約
– 話題の新作が配信されるタイミングで短期契約
– 家族の好みに合わせて、必要な時期だけ複数サービスを契約
この方法のメリットは、月額料金を最小限に抑えながら、幅広いコンテンツを楽しめることです。入退会が簡単だからこそ、気になるVODサービスを片っ端から契約して、あまり利用しないサービスは順次解約していく…という方法もありますため、気軽に試せるのも魅力です。
あなたに最適なVODサービスの選び方
ジャンル別おすすめサービス
アニメ重視の方
アニメをメインで楽しみたい方には、月額会員:550円※ アニメ6,700作品以上(2025年11月時点。見放題対象外コンテンツあり)を誇るdアニメストアがおすすめです。コストパフォーマンスの高さは群を抜いており、アニメに特化した配信サービスで、扱っていない作品がほとんどないので、他の動画配信サービスを探していくつも契約する必要がなく、月額料金も大変お得に感じるという利用者の声も多数寄せられています。
映画・ドラマ重視の方
映画・アニメ・ドラマの3ジャンルすべてで豊富なラインナップがあったのはU-NEXTであり、特に作品の幅広さを求める方にはU-NEXTが最適です。月額料金は高めですが、毎月1,200ポイントが付与されるため、新作映画のレンタルや電子書籍にも利用することができますため、実質的なコストパフォーマンスは悪くありません。
海外ドラマ・オリジナル作品重視の方
海外ドラマに関しては圧倒的な配信量を誇りますNetflixは、オリジナル作品のクオリティの高さでも定評があります。オリジナルドラマ・映画の質が高く、ここでしか見られない作品を楽しみたい人に最適ですという特徴があります。
コストパフォーマンス重視の選び方
最もお得なサービス
安さ・コスパでは「Lemino」は月額990円で180,000本以上の動画が視聴可能。国内作品・ドラマ・アニメ・韓流ドラマ等に強みであり、コストパフォーマンスを重視する方にはLeminoがおすすめです。
学生・節約派におすすめ
月額500円前後」で提供されており、コスパを重視したい学生・一人暮らし・節約派にも最適です。特にDMM TVは無料体験付きでアニメやドラマも充実しており、初めての方にも人気です。
家族利用を考慮した選び方
同時視聴機能の重要性
家族で1つのアカウントを共有したい方には、同時視聴機能があるサービスがおすすめです。複数のスマホやタブレットなどで、同時に作品を楽しめます。
家族での利用を前提とする場合、以下の点を確認しましょう:
– 同時視聴可能端末数
– 子供向け視聴制限機能
– 複数プロフィール作成機能
– 家族向けコンテンツの充実度
推奨サービス
子ども用アカウントを作成することで、不適切な作品の視聴制限をかけられるVODサービスもオススメ!という機能面でも、U-NEXTやNetflixは家族利用に適しています。
VOD乗り換えでよくある失敗と対策
失敗例1:ポイント消失による損失
失敗パターン
「U-NEXTを解約したら、1,200ポイント分が無駄になった」
「FODの解約でボーナスポイントを使いきれなかった」
対策
解約前に残りポイント数を確認し、以下の方法で有効活用しましょう:
– 新作映画のレンタル(400-600ポイント)
– 電子書籍の購入(解約後も読める)
– 映画館割引券への交換(U-NEXTの場合)
失敗例2:重複契約による無駄な出費
失敗パターン
「旧サービスの解約を忘れて、2つのVODサービスの料金を同時に支払っていた」
「無料期間が終了したことに気づかず、使っていないサービスの料金が発生していた」
対策
– 契約更新日をカレンダーやリマインダーアプリに登録
– 銀行口座やクレジットカードの明細を定期的にチェック
– 乗り換え時は必ず旧サービスの解約完了を確認
失敗例3:視聴履歴・お気に入りリストの消失
失敗パターン
「退会手続きをしたら、お気に入り登録していた作品リストが全て消えた」
「視聴途中だった作品の続きが分からなくなった」
対策
– 解約前にお気に入り作品をメモやスクリーンショットで記録
– 視聴途中の作品と再生位置を記録
– 解約と退会の違いを理解し、必要に応じて解約のみに留める
失敗例4:新サービスでの作品不足
失敗パターン
「乗り換えたサービスに、前のサービスで見ていたシリーズの続きがなかった」
「想像していたより作品数が少なく、すぐに見るものがなくなった」
対策
– 乗り換え前に見たい作品の配信状況を確認
– 無料体験期間を活用して事前に作品ラインナップを調査
– 複数サービスの短期併用で移行期間を作る
まとめ:VOD乗り換えを成功させるための行動計画
VODサービスの解約・乗り換えは、正しい知識と手順を身につければ決して難しいものではありません。この記事でお伝えした内容を整理すると、以下の5つのステップで進めることが成功への鍵となります。
ステップ1:現状分析(今すぐ実行)
– 契約中のVODサービスと月額料金を整理する
– 各サービスの契約更新日を確認する
– 残っているポイント数を調べる
– 実際の利用頻度を振り返る
ステップ2:乗り換え計画の策定(1週間以内)
– 自分の好きなジャンルと予算を明確にする
– 候補となるVODサービスをピックアップする
– 無料体験期間を活用したスケジュールを組む
– 解約タイミングを決定する
ステップ3:無料体験の活用(2週間〜1ヶ月)
– 複数サービスの無料体験を順次利用する
– 作品ラインナップの満足度を評価する
– 使い勝手や画質を確認する
– 家族の意見も聞いて総合判断する
ステップ4:解約手続きの実行(計画通り)
– ポイントを無駄なく消化する
– 正しい手順で解約手続きを行う
– 解約完了の確認を必ず行う
– 必要に応じて退会手続きも実施する
ステップ5:新サービスでの最適化(乗り換え後)
– プロフィール設定や視聴制限を調整する
– お得な年間プランがあれば検討する
– 定期的に利用状況を見直す
– 新しいサービスのキャンペーン情報をチェックする
最後に大切なこと
VODサービスの世界は常に変化しています。新しいサービスが登場し、既存のサービスも作品ラインナップや料金プランを定期的に見直しています。そのため、「一度決めたら永続的に使い続ける」のではなく、「定期的に見直して最適化する」という考え方が重要です。
動画配信サービスなら、1本もみなくても、100本見ても、月々の利用料金は同じですので安心して動画を楽しめますというメリットを最大限活用するためにも、あなたのライフスタイルに合ったサービス選びを心がけましょう。
VODサービスは、映画やドラマを楽しむための手段であり、目的ではありません。忙しい社会人にとって、テレビの放送時間に合わせて行動できるかといわれると、必ずしもそうではありません。動画配信サービスでは現在放送中のドラマやバラエティといったTV番組も配信しており、リアルタイムで見なくても、観たい時に視聴することができますという利便性を活かして、より豊かなエンターテインメントライフを送っていただければと思います。
この記事の内容を参考に、ぜひあなただけの最適なVOD環境を構築してください。分からないことがあれば、各サービスのサポートも活用しながら、納得のいく選択をしていただければ幸いです。


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